炭焼きの効きめ

炭を使った料理はおいしい。水分の少ない火力で焼いた魚や肉は、うまみがそのまま生かされます。食材の成分と炭の成分が化学反応を起こし、味を高めてくれるという説もあります。
また炭は飲料水の浄化にも効果があるし、炭を入れて炊いたお米は味が良くなり、てんぷら油に入れておくと長持ちします。

炭と農地

農薬や化学肥料によって土の中の微生物が消滅し地力が低下している農地に、くだいて細かい粉状にした木炭をすきこむと、土の通気性がよくなり、保水力を持ち、微生物がすみやすくなり、地温を保つにもよいといいます。
また炭焼きの過程で取ることができる木酢液は土壌殺菌剤としても利用でき、農薬に頼らない農業に期待できます。

炭の活用

炭の効果はまだまだあります。
キノコの繁殖を助ける作用、脱臭、温度調整、下水処理、研磨剤、河川の浄化。水田に木炭粉をまくと稲の生育がよくなるという報告もあります。
また木酢液は防腐剤としても利用でき、燻材に塗れば耐久性の著しく長い材となることが知られています。
家畜の餌に炭を混ぜると肉質がよくなるともいわれます。