森を歩くのは楽しい。ブナの森は魅力的です。
芽吹き−新緑−深緑−紅黄葉−落葉−裸木に至る四季のうつろいは美しく、さまざまな草花、樹木、コケ、キノコ、昆虫、鳥、動物、カエル、サンショウウオ、ヘビ、トカゲ。
豊かな森は多くのいのちを生み、育て、つつみこみます。

奥尻島はブナに
覆われた緑の島

盛夏のブナ林は
昼間でもやや薄暗い

復興の森の主は
ブナの木

ブナは、樹高30メートル
にも達する。

ブナの話

北海道の南部から九州まで日本を縦断して分布しています。まさに温帯を代表する森林帯です。特に道南のブナは北限のブナ林として知られています。森の最上層をこんもりとかたちづくり、初夏に淡い緑の花をつけ、秋には実をつけます。実は食用になり、鳥や動物たちの大切な餌となます。ブナの学名は「Fags crenate」。実が食べられ、葉の縁が波状であることを表します。
奥尻島は、離島のブナの北限です。

ブナに混じる樹木のいろいろ

「復興の森」では、主に次のような種類の樹木が見られます。
高木ではハウチワカエデ・シナノキ・ベニイタヤ・ミズナラ・ハリギリ・ナナカマド・ホオノキ・サワシバなど。
低木ではオオカメノキ・ヒメアオキ・エゾユズリハなどが代表的です。
林床はチシマザサ(ネマガリダケ)やクマイザサなどに覆われています。